お風呂での死因の原因と予防方法

寒くなると増える風呂場での死亡。お風呂での死因の原因と言えば心筋梗塞を思い浮かべる方も多いかとおもいますが、意外なことに近年はお風呂での死因は溺死が急増していているそうです。

最新の消費者庁の家庭の浴槽の溺死者の推移によると、2016年までのここ10年間でおよそ約1,7倍も増加していると言うデーターがあり、年間で5,000人が亡くなっているそうです。

お風呂で亡くなってしまう原因の最新情報をTV番組『林修の今でしょ講座』で、入浴医療の第一人者である国際医療福祉大学教授 前田眞治先生が解説。その内容をまとめています。

溺死が増えている原因と予防方法

なぜ、溺死が増えているのか、前田眞治先生の解説によると、お風呂の中で良く眠ってしまうと言う人がいますが、これが、溺死につながりとても危険なんだそうです。

お風呂に入って眠るのは、リラックした神経が働いて眠気を誘いついうたた寝をしてしまうそうです。ですが、この場合は湯船の中に浸かった時点で気が付く事が多いそうです。

ところが、気が付かない間に失神状態になっている人もいて、その場合は湯船に浸かっても気がつかないので最悪なことが起こってしまいそのまま死亡してしまうのだそうです。

失神してしまう原因

湯船で失神してしまう原因には、血圧の変化が深くかんけいしているそうです。

お風呂に入る時の脱衣所は寒くて血管が縮んで血圧が一気に上昇します。その後、湯船に入って体が温まるので血管が広がり血圧がドンドン下がります。

このような急激な血圧の上下の変化は脳に血液を届きにくくしてしまい失神してしまう原因になるそうです。

失神を予防する方法

お風呂場で眠たくなったら失神の可能性があるので湯船から直ぐに出る事が大切。

その他には、湯船に浸かっているときに冷たいお水に桶に入れておいて手をつけると失神を防ぐ事が出来るそうです。

お風呂での死因心筋梗塞の予防方法

お風呂での心筋梗塞を起こしてしまう原因は、寒い脱衣所と熱い湯船の急激な温度差が血圧を変動させ心筋梗塞のリスクを高めます。ですが、最新研究であたらにもう一つの原因が分かってきたそうです。

それは、熱いお湯に入るとその刺激が体に作用して防御反応をおこし血液を固まりやすく働いてしまうのだそうです。その境界線が、42℃以上のお湯に10分間以上入浴すると血液がドロドロになりやすいと考えられているそうです。これって、私も42℃のお湯に10分以上は入っているのですが、私と同じような方は多いのではないでしょうか。

私たちの身体には、怪我をして出血するとその血液を止める働きをしている血小板があります。その血小板は、42℃以上で体を温めると刺激され形が崩れて血が固まり血栓をつくり血管を塞いでしまうのだそうです。

しかも、このリスクは、子供も大人も関係なく同じように起こってしまうそうです。ですので、お湯の温度は、42℃を超えない温度で入浴するようにしましょう。

心筋梗塞のもう一つの原因である温度差ですが、脱衣所に暖房器具を置いて温めたり、先にシャワーを流して浴室を温めて置くなどして温度差を無くすようにしましょう。また、浴室でシャツを1枚脱ぐのも効果的なんだそうです。